ヒゲ面にセーラー服…ニセ女子高生の正体は
映画『フィフス・ウェイブ』の公開直前イベントが19日、都内で行われ、モデルでタレントの藤田ニコルが映画にちなみ“ニセ女子高生”を見抜くゲームに挑戦した。
本作は、謎の知的生命体“アザーズ”に襲われる地球を舞台に、主人公の女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)がサバイバルしながら、離れ離れになった弟を捜し出そうと奔走する姿を描く作品。この春に高校を卒業した藤田は、セーラー服姿で登場。「コスプレなんですけど、まだいけます」と自嘲気味に語った。
イベントでは、劇中でアザーズが人間に擬態しているという設定に絡めて、JK軍団の中に潜む“偽物のJK”を、藤田が目隠しをした状態で見つけることに挑戦。登場したのは、制服姿の二人の女性と、ヒゲ女装パフォーマーのレディビアードで、藤田はレディビアードの匂いをかいで、「JKの匂いがする」とコメントし、これにはレディビアードもご満悦の様子。
しかし、他の二人と骨格を比較したときに「ゴツイ」ことに気づき、藤田は1番(レディービアード)がアザーズだと予想。ところが、正解は全員がアザーズ。ひっかけ問題だったことに驚いた藤田だったが、2番が12歳で、3番が27歳だと聞くと、さらに驚いていた。
最後に映画の見どころを聞かれた藤田は「私、観てないんですよね。観たかったんですけど」とまさかの告白。一方のレディビアードは、アザーズが人間に擬態することでサスペンスが生まれていることを称賛したうえで、「ほんとすごいです! たぶんニコルさんすごく好きね!」と完璧なPR。その後、まだ鑑賞していない藤田をお仕置きするべく追い掛け回し、会場が笑いに包まれる中、二人はそのまま降壇した。(取材・文:岸豊)
映画『フィフス・ウェイブ』は4月23日より全国公開