橋本愛、高良健吾、行定勲ら集結の熊本映画がチャリティー上映へ
橋本愛、高良健吾、行定勲監督ら熊本県出身者が集結した中編映画『うつくしいひと』が、このたびの熊本地震をうけ、25日にテアトル新宿にてチャリティー上映されることが発表された。上映会で集まった募金は東京テアトル株式会社が全額所定の機関へ届け、後日公式ホームページなどで振込先と金額が掲示される。
行定監督が映画祭ディレクターを務める3月開催の「菊池映画祭2016」(熊本県菊池市)のオープニングで上映された『うつくしいひと』は、熊本市、菊池市、山都町、阿蘇市などで構成された「くまもと映画製作実行委員会」が製作。雄大な阿蘇の自然や熊本城でのロケ、熊本弁のセリフなどに徹底的にこだわり、熊本の地で秘められた恋を描き出すご当地映画だ。橋本、高良のほか、銀幕デビューとなる姜尚中、くまモンらが出演。22日まで映画公式サイトで無料配信もされ、話題を集めていた。
行定監督の呼びかけにより決定した今回のチャリティー上映会には、行定監督、橋本、高良、柴田隆浩(忘れらんねえよ)が登壇し、本編上映後にトークショーを行う予定。22日の時点ですでに座席券は完売しているが、劇場窓口で立見券が販売中(特別料金1,000円均一)であるほか、テアトル新宿では4月25日~5月8日まで募金箱も設置される。(編集部・吉田唯)
「行定勲監督『うつくしいひと』チャリティ上映会」は4月25日にテアトル新宿にて開催(18時30分開場 18時45分上映開始)