「ゲーム・オブ・スローンズ」のアリア、最新シーズンについて意味深発言
海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の最新シーズン「第六章:冬の狂風」のプロモーションで来日していたメイジー・ウィリアムズが都内でインタビューに応じ、「この物語のエンディングはすぐそこまできている」と意味深に明かすなど、世界的ヒットとなっている同ドラマについて語った。
前シーズンの「第五章:竜との舞踏」では全10話の製作費が6,000万ドル(約66億円、1ドル110円計算)以上にものぼり、壮大な世界観が観客を魅了している本作。中世のイングランドを彷彿させる7つの王国の覇権争いに『ロード・オブ・ザ・リング』のようなダークファンタジー要素を加えた同ドラマでメイジーは、王国の覇権争いに巻き込まれ、孤独な旅を続けるスターク家のアリアを熱演している。
物語の鍵を握ると思われたキャラクターが急に殺されてしまうなどストーリー展開が予想できないこのドラマ。最新シーズンの感想についてメイジーは「私も第1話しかまだ観られていないの」と話す。とはいえ台本は第10話まで読んでいるはずのメイジー。意味深な笑みを浮かべながら、「(第六章の台本を読み終えて)この物語の結末はどうなるんだろう? ってワクワクしたわ」と語り、「この物語のエンディングは『すぐそこまできている』と思う。第六章を観終えた人も『この物語、もうすぐ終わる!』って思って興奮するんじゃないかしら」と明かした。
また今シーズンでのアリアについては、「精神的にも『肉体的にも』苦悶する立場にあるの」と説明するメイジー。これまでにも十分に辛い出来事を経験して精神的に苦しんできたアリアだが、今回はそれに加えて肉体的にも追い込まれ、打ちひしがれる様は観ている人が「アリアはここから立ちあがる力があるのかなと心配になってしまうほど」だという。
12歳の頃に本ドラマで女優デビューを飾り、一気にスターダムに駆け上がったメイジーは現在19歳。長年携わってきた作品のエンディングが近いことを明かす彼女は、大切な作品が終わることへの寂しさなど微塵も感じさせないほど、物語の結末が気になって仕方ないという様子だった。(編集部・海江田宗)
「ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風」は4月25日よりスターチャンネルにて日米完全同時放送スタート