『デッドプール』上映で罰金か 主演ライアン・レイノルズ自ら55万円を寄付
映画『デッドプール』のライアン・レイノルズが、同映画の上映を行い罰金を科せられそうになっている映画館に、5,000ドル(約55万円)の寄付をしたとKUTVなどが報じた。(1ドル110円計算)
問題の映画館は米ユタ州にあるが、同州には酒を提供している施設で性的な描写を見せてはならないという法律がある。この映画館Brewviesでは酒を飲みながら映画鑑賞ができるのだが、R指定の『デッドプール』のいくつかのシーンが法律違反とみなされたらしい。
ユタ州のアルコール飲料取締局は同映画館に違反を言い渡し、5月に審問が開かれるとのこと。映画館側が負ければ、最高で2万5,000ドル(約275万円)の罰金が科せられるだけでなく、酒類販売許可証の停止または剥奪の可能性もあるという。
同映画館は、クラウドファンディングサイトGoFundMeで法定費用への寄付を呼びかけており、同サイトにライアンの名で5,000ドルが支払われていた。U.S. News & World Report よると、彼の代理人が本人の寄付を確認したそう。目標額は7万5,000ドル(約825万円)となっている。
同映画館は『デッドプール』のほかにも『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』『マジック・マイク XXL』『テッド2』なども上映したらしい。(澤田理沙)