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早く帰りたい!伊藤英明の意外と不器用な素顔とは?

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豪快な漢(おとこ)、伊藤英明。
豪快な漢(おとこ)、伊藤英明。

 三池崇史監督が人気漫画を実写化したSFアクション映画『テラフォーマーズ』で主演を務め、VFXを駆使した撮影に挑んだ伊藤英明が、意外にも“不器用”だという自身の性格について語った。

【写真】抱擁も漢(おとこ)!映画『テラフォーマーズ』フォトギャラリー

 火星で異常進化を遂げた謎の生物“テラフォーマー”と、昆虫のDNAを組み込まれて変異能力を得た人類との戦いを描く本作。火星に送り込まれた隊員のひとり、小町小吉を演じた伊藤は、「役づくりとか、解釈とか、今回は何もしてないんです(笑)」と開口一番に衝撃発言。「グリーンバックで見えない敵と戦っていたので、とにかくガムシャラだった。想像力をフルに働かせて、仕掛けとかCGとの兼ね合いとか、映像になったときの仕上がりを考えて動いていました」と撮影時の心境を明かした。

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 約20キロもある宇宙服、2時間もかけて施す昆虫の特殊メイク、のちにCGで合成される敵の姿を想像しながらのアクションなど、すべてが初体験だったため、「現場では常にワクワクしていた」という伊藤。しかし、撮影後に特殊メイクを落とすときだけは、「1秒たりとも現場にいたくなかった」のだとか。「通常はメイクを落とすのに40分くらいかかるんです。丁寧にやらないと肌に負担がかかるから。でも、僕だけはメイクをビリビリッと剥して、5分で現場から帰りました」とニヤリ。どうやら、オンとオフの切り替えが異様に早いタイプらしい。

 「不器用なんだと思います。何かひとつのことしかできないので、すぐに切り替えてしまう。だから、ひとつの撮影が終わると、スパッと休んでどこかに行っちゃいます。海外を旅行したり、国内の温泉に行ったり」と語る彼は、撮影の合間に共演者やスタッフと食事に行っても、仕事の話は一切しないという。「すでに終わったこととか、これからどう演技をするのかとか、そういう話をするのは得意じゃないんです。それは自分だけで考えればいいんじゃないかな、と思ってしまう」。過去や未来にはとらわれず、常に“今に集中している”ということなのだろう。

 最後に、「今回は、僕の演技がどうというよりも、監督やVFXチームの功績が大きいんですよ」とスタッフ陣に敬意を表した伊藤。不器用だけどワイルドで仲間思い。まさに、原作で描かれた小町そのままの漢(おとこ)である。(取材・文:斉藤由紀子)

映画『テラフォーマーズ』は4月29日より全国公開

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