波瑠、初刑事役で民放連ドラ初主演!刑事ドラマ史上最も異常なヒロインに
NHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン役で注目を浴び、現在放送中のドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ系)での好演で“脱朝ドラ”後も人気の女優・波瑠が、7月スタートの新ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜22時~22時54分)で民放連続ドラマ初主演を飾り、初の刑事役に挑むことが明らかになった。
内藤了の「ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ(角川ホラー文庫)を基にドラマオリジナルストーリーも交えて展開される本作は、驚異的な記憶力を持つ新人刑事・藤堂比奈子(波瑠)と個性豊かな捜査班のメンバーが、異常犯罪に立ち向かう姿を追う猟奇犯罪ミステリー。「人を殺す者と殺さない者の境界はどこにあるのか?」という疑問を解決するため刑事になった比奈子は、凄惨極まりない殺人現場でも平然と捜査に取り組み、時には強すぎる探究心ゆえに殺人犯に接近しようとする危険な一面も。なぜ彼女は犯罪者に異常なまでの興味を示すのか、彼女が抱える心の闇とは……。
これまで、芯の強い女性や純真無垢な女性など様々な人物を魅力的に演じてきた波瑠。河西秀幸プロデューサーは、主人公が二面性を持つ女性だからこそ「波瑠さんに演じていただけたらきっと面白い作品になる」と確信したといい、波瑠も「比奈子は食べ物や飲み物に必ず七味をかける不思議な女の子ですが、そういう部分も含めて少し謎めいた一面があります。ドラマの中で徐々に明らかになっていくものがあると思いますので、私も今後どうなっていくか楽しみです」とミステリアスな役柄に期待をのぞかせている。
さらに、民放連ドラ初主演に初刑事役という二つの初挑戦について、波瑠は「皆さんに助けてもらいながら、自分なりに精一杯主演を務めようと思います。刑事役も初めての経験ですが、喜びも苦労も全部思いっきり味わいたいです!」と意気込み、「人の美しさだけではない、傷や苦しみ、怒りなどの感情も描かれていく作品になると思います。藤堂比奈子の歩む道がどんなものになるのか、皆さんに見届けていただけたら嬉しいです!」と見どころをアピールした。
演出は「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」などの白木啓一郎。白木とは「幽かな彼女」以来のタッグとなる古家和尚が脚本を務める。(編集部・吉田唯)