ウーピー・ゴールドバーグ トランスジェンダーのモデルに焦点を当てた番組をプロデュース
ウーピー・ゴールドバーグがトランスジェンダーのモデルに焦点を当てたリアリティー番組「ストラット(原題) / Strut」をプロデュースすると The Hollywood Reporter などが報じた。
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同番組は、性別と美のステレオタイプに挑みながら、ファッション界で名の知れたモデルになろうと奮闘するトランスジェンダーのモデルたちを追ったもの。出演するモデルは全員、初のトランスジェンダー専門のモデルエージェンシー、“スレイ・モデル・マネージメント”に所属しているという。
「目覚ましい発展を見せているトランスジェンダー・コミュニティーの今後のためにも、今、この番組が重要なの。トランスジェンダーは、いまだに人が大騒ぎして議論を巻き起こすキーワードになっている。人はステレオタイプに注目しすぎて、その個人を見ていない。この番組は、世間のみんなが生きていくうえで直面するのと同じ問題を解決しようとしている、リアルな人を見るチャンスを視聴者に提供するものよ。知らない間に、自分がトランスジェンダーの男女と接触していたことに気付くかもしれない!」とウーピーはコメントしている。
ここ数年、テレビではトランスジェンダーが注目されるようになってきている。テレビドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のトランスジェンダー女優ラヴァーン・コックスは、エミー賞で女優部門に初ノミネートされたほか、70歳で女性としてカミングアウトした男性を描いたAmazonドラマ「トランスペアレント」も数多くの賞を受賞している。(澤田理沙)