『X-MEN』史上最強の神に松平健!洋画吹き替え初挑戦
シリーズ最新作『X-MEN:アポカリプス』でミュータントの始祖にして、史上最強の神・アポカリプスの日本語吹き替え声優を、俳優の松平健が務めることが明らかになった。洋画吹き替え初挑戦となる松平は、「何しろ初挑戦なので、全力で努めたい」と意気込んだ。
シリーズ完結編となる本作は、数千年の眠りから目覚めて新たな秩序をもたらそうと世界の破滅をもくろむアポカリプスに、プロフェッサーXらX-MENが立ち向かっていく様を活写する。松平が声を吹き込むのは、文明の登場以前から、ミュータントの力を使い“神”として世界を支配してきたアポカリプス。劇中演じているのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のポー・ダメロン役で一気に知名度を上げたオスカー・アイザックだ。
最古最強の“神”という悪役を担当することになった松平は、「自分の中では世界各国が核開発を進め、互いにけん制しあい間違った方向へ進んでいる人間社会を滅ぼすというアポカリプスの中での正義という気持ちです。ただそれが人間やミュータントと対立しあう結果につながるわけですが、大いに暴れたいと思います」と現代社会になぞらえて役どころを解釈し、やる気十分。
また、「色々な能力を持ったミュータントの存在が面白く、壮大なスケールで描かれている作品に参加できとても光栄に思います」とアメコミ映画が世界を席巻している中で大役に抜てきされたことを喜び、「人間社会に馴染み、共存を選んだミュータントと敵対するミュータントとの戦いは見所ですね」とアピールした。“将軍”のイメージが強い松平が、本作でどのように大暴れしてくれるのか期待が高まるばかりだ。(編集部・石神恵美子)
映画『X-MEN:アポカリプス』は8月11日よりTOHOシネマズ スカラ座ほか3D/2D全国公開