京アニ制作『聲の形』メイン声優は入野自由&早見沙織に決定!
「Free!」「けいおん !」シリーズの京都アニメーションが手掛ける新作映画『聲の形』(9月17日全国公開)のメイン声優が決定した。主人公・石田将也の声を『千と千尋の神隠し』のハク役や「おそ松さん」のトド松役で知られる入野自由が、ヒロイン・西宮硝子の声を「バクマン。」の亜豆美保役や「響け!ユーフォニアム」の小笠原晴香役で知られる早見沙織が演じる。また声優決定に合わせ、新たなビジュアルも公開された。
原作は「週刊少年マガジン」(講談社)で連載された大今良時の人気漫画。小学校時代、聴覚に障害を持つことで嫌がらせを受けた少女・西宮と、いじめの中心人物だったことで周囲から孤立した少年・将也が高校生となって再会。二人の触れ合いを通して、ひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする姿を描く。
複雑なテーマを扱った原作のアニメ化ということもあって、人気声優として活躍する入野と早見が、二人の感情をどのように表現するのかも注目を浴びることになりそうだ。
監督は『映画 「けいおん!」』『たまこラブストーリー』の山田尚子。脚本は『ガールズ&パンツァー 劇場版』などヒット作を手掛ける吉田玲子、キャラクターデザインは「氷菓」「Free!」などで知られる京アニ所属の西屋太志が務める。音楽を担当するのは、ソロテクノユニットagraph(アグラフ)として活動する牛尾憲輔。2014年に「ピンポン THE ANIMATION」の音楽を手掛けている牛尾が、映画音楽に初挑戦する。(編集部・入倉功一)