『はじまりのうた』監督、キーラ・ナイトレイ批判を謝罪
映画『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督が、同作で主演を務めたキーラ・ナイトレイを痛烈批判したことについて、Twitterで謝罪した。
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The Independent のインタビューでカーニー監督は「キーラは自分を隠そうとしていて、それでは役者にはなれない」「どこへ行くにも取り巻きを連れていて、思うように仕事ができなかった」「彼女は役者としての準備ができていない」などと批判。キーラとタッグを組んだことのある他の監督たちからはキーラを擁護する声が次々と上がっていた。
カーニー監督は日本時間2日、「大バカ野郎の監督より」とコメントを付けて、Twitterに謝罪文を掲載。「最近、電話インタビューでキーラ・ナイトレイ主演の『はじまりのうた』についての話になりました」と切り出すと、「キーラに対してすごく意地悪で傷つけるようなことをたくさん言ってしまった。自分であんなことを言ったことを恥じています」とコメント。
「わたしは自分の作品のあら探しをするうちに、人のせいにしてしまった。それは監督としてあるまじきことだし、誇ることのできないいい加減な態度だった。傲慢で無礼だった」と陳謝し、「キーラはプロフェッショナルに他ならないし、映画に打ち込んで、その成功に多大な貢献をしてくれた」とキーラへの感謝をつづった。
キーラ本人には直接、謝罪を書いたというが、「彼女のファンや友人、わたしが不快にさせてしまった人たちに、公の場で正直に謝りたかった」とツイートしようと思った理由を明かし、「自分が言ってしまったことは正当化できるものではないし、二度と同じことはしません」と宣言した。(編集部・中山雄一朗)