子どもは見ないで!中山七里原作、法医学ミステリー10月放送!
人気推理小説家・中山七里の法医学ミステリー「ヒポクラテスの誓い」の連続ドラマ化が決定し、10月にWOWOW日曜オリジナルドラマ枠で放送されることが明らかになった。
「さよならドビュッシー」で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山の小説を、NHKの連続テレビ小説「まれ」やドラマ「いま、会いにゆきます」(TBS系)などの脚本家・篠崎絵里子と「連続ドラマW 石の繭」の演出家・内片輝が映像化する本作。血液型や指紋による個人識別、司法解剖などの「法医学」に重点を置きながら、女性研修医の真琴が、偏屈だが解剖の腕は超一流の法医学教授・光崎の下で成長していく物語が描かれる。
中山は「あえて映像化困難になるような描写を心掛けた作品だったので、報せを受けた時には本当に驚きました。同時に、映像化を決断された関係者の皆さんに深く尊敬の念を抱いたものです」と思いを明かし、「個人的に映像表現は尖っていてなんぼと考えている不届き者です。規制と常識を突き破らなければ、映像の明日はないと信じている無法者です」と独特な表現で自身のこだわりをコメント。
また、ドラマ化の報せを受けてから、完成を待ちわびていたという中山は、「これは大人の観るドラマです。お子ちゃまはさっさとテレビから離れて寝ていなさい」とメッセージを寄せている。(編集部・小泉裕嗣)
「連続ドラマW ヒポクラテスの誓い」は10月よりWOWOWプライムにて放送