「アルフ」の中の人、死去
1980年代のテレビドラマ「アルフ」でエイリアンのアルフを演じていたミッチュ・メサローシュさんが亡くなったとTMZ.comが報じた。76歳だった。
マネージャーのデニス・ヴァルガによると、ミッチュさんは8年前に脳梗塞を患って以来、健康状態がすぐれなかったという。先週、トイレで意識不明になっているところをデニスが発見し、ミッチュさんは救急車でロサンゼルスの病院に搬送されたが、意識は戻らなかった。
サーカス出身のミチュさんの身長は約84センチ。ハンガリー生まれ。アルフは操り人形だったが、歩いたり、走ったりするシーンではミチュさんが中に入っていた。声はポール・フスコが担当。日本語吹き替え版では所ジョージが声優を務めていた。
ミチュさんは映画『ピーウィー・ハーマンの空飛ぶサーカス』にカメオ出演していたほか、マイケル・ジャクソンさんのペプシのコマーシャルにも2本出演しており、マイケルさんと仲が良かった。(澤田理沙)