「ハリポタ」パーク従業員が銃乱射事件で死去
米ユニバーサル・オーランドにある「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」の従業員ルイス・ヴィエルマさんが、フロリダ州オーランドで起きた銃乱射テロ事件で犠牲になったことが明らかになり、「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリングがTwitterでルイスさんの死を悼んだ。
ローリングは13日、「ルイス・ヴィエルマはユニバーサルにある『ハリー・ポッター』のアトラクションで働いてくれていました。彼はまだ22歳でした。涙が止まりません」とツイート。また、ルイスさんの同僚だという人物から「ルイスはあなたもきっと誇りに思うようなグリフィンドール生でした。彼の他にも、いまだICUにいるスリザリン生がいます。名前はトニーといいます」と知らされると、「トニーが乗り越えられるよう祈っているわ。わたしの心はあなたたちと一緒よ」とエールを送った。
ユニバーサル・オーランド・リゾートの代表取締役であるビル・デイヴィス氏は「わたしたちは仲間の死に深く悲しんでいます。今は彼の友人や同僚を支えられるよう努めています。わたしたちの思いはルイスや彼の家族、そしてこの悲劇の犠牲となった全ての人たちと共にあります」と声明を発表している。(編集部・中山雄一朗)