水原希子のチャイナドレスに上海っ子も大興奮！上海語で挨拶も！
女優の水原希子が17日、中国・上海市で開催されている第19回上海国際映画祭（6月11日～19日）パノラマ部門の正式招待作品として上映された『高台家の人々』の舞台あいさつに登壇、華やかなチャイナドレス姿で観客を魅了し、上海語であいさつを披露した。
同映画祭のメイン会場である上海影城（上海フィルムアートセンター）にはレッドカーペットが準備され、上映が迫った夕方6時すぎに水原が車で到着すると、400人以上の観客が集まった会場はあっという間に黒山の人だかりに。「kiko！ kiko！」と日本語で呼びかける声も多く、大きな歓声に水原は笑顔で手を振って応えた。
中国では、『ノルウェイの森』などへの出演で女優としても知られている一方、ファッションアイコンとしても多くのファンを持つ水原。「中国の観客へのリスペクトも込めて」選んだという、「ANNA SUI」の黒のシックなチャイナドレスに身を包んだ姿を懸命にスマートフォンで撮影していた若い女性ファンたちは、「超キレイ！」と大興奮。中国でのモデルの仕事も多く、中国版Twitter「微博（ウェイボー）」などSNSでもその様子を頻繁にアップしている水原が、この日もキレイな発音で「こんにちは！ 私は上海人です」と上海語のあいさつを披露すると、舞台あいさつでは観客から「中国の映画やドラマに出演する予定は？」という質問が。「内緒です！」と多くは明かさなかったが、今後の中国でのより一層の活躍に、上海っ子たちも期待を抱いている様子だった。
『高台家の人々』は、「ごくせん」などで知られる森本梢子による同名人気コミックの実写映画化。上映中も日本人に比べてダイレクトな反応をみせる中国の観客からは随所で大きな笑い声があがり、「可愛らしい映画だった」と鑑賞後の評価も上々。なかには「綾瀬はるかさんの自然な演技は好感度が高い」「爽やかなイケメンを演じる斎藤工さんを見られる作品は貴重」などの突っ込んだ意見も聞かれ、日本の映像作品や俳優に対する来場者の関心の高さをうかがわせた。（新田理恵）
映画『高台家の人々』は全国公開中