東山紀之、パパ予定の国分太一に感慨「あの太一が…」

　俳優の東山紀之が21日、TBS放送センターで行われたドラマ特別企画「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」の制作発表に女優の松たか子と出席。会見中に事務所の後輩である国分太一（TOKIO）の夫人が妊娠したことについてコメントを求められると、「あの太一がそうか……」と笑顔を見せつつ、「奥様が大事な時期になるのでしっかり支えてあげて欲しい。あの太一がこんないい父親になったんだというところを見せて欲しい」とエールを送った。

　東山は「彼にメールも入れたんです。太一に子供ができるのは僕にとっても特別なこと。弟に子供ができたような」とパパになる国分に触れると、「子供ができると男ってしっかりすると思う。人生が楽しくなると思います」としみじみ。途中、意味深な笑みを浮かべて「嬉しいんですけど、あの太一がそうか……あの太一が……」と何度も悪戯っぽく繰り返し、報道陣の笑いも誘った。

　会見では藤沢周平とその家族とのふれあいを描いた本ドラマで東山が、妻・和子を演じる松と初共演であることも話題に。「松さんは聡明で美しい素敵な方」と絶賛した東山だったが、「松さんと一緒にいると、アナ雪（『アナと雪の女王』）の歌を自然と口ずさんでいるんです」と続け、「ありのままの……」と歌詞の一部を歌い、「これを撮影中口ずさんでしまって、毎回『しまった』となった」と笑顔で振り返った。

　松のほうは「（東山は）大先輩。何を話していいかわからなかった。静かでとても自然。時々、お茶目な方」と東山を紹介する。本ドラマについては「緊張しながらもとても平和で穏やかで幸せな現場でした。丁寧に作られていて完成して素直に嬉しいです。一人でも多くの方に観てもらって感想を寄せていただければ」と話していた。（取材・文：名鹿祥史）

ドラマ特別企画「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」はTBS系列にて7月4日よる9：00～10：54放送