EXILE・MATSU、初プロデュース映画に「命かけた」
EXILEのMATSUこと松本利夫が25日、都内で行われた映画『KABUKI DROP』の初日舞台あいさつに出席、映画初プロデュース作品となった本作について「去年、パフォーマーを卒業してから、今年はこれに命をかけた」と思いを明かし、「卒業後、まだまだ頑張っている途中。EXILEのメンバーとしてこれからも新しいことに挑戦していきたい」と笑顔を見せた。
劇団 EXILE 松組の旗揚げ公演舞台「刀舞鬼 -KABUKI-」の連動企画として生まれた本作。舞台「刀舞鬼 -KABUKI-」に関係した男女のサスペンスフルな人間ドラマと、舞台のバックストーリーを描いたフェイクドキュメンタリーが2本立てで上映され、壇上にはMATSUのほか、早乙女太一、島袋寛子ら出演者と、メガホンを取った上條大輔監督、企画を担当した平沼紀久が登壇。本作について島袋が「松組第一弾の作品に参加できて嬉しいです」と話すと、早乙女も「松さんの熱い思いや愛情がたくさん込められた作品」と本作を紹介した。
ドキュメンタリーの撮影との兼ね合いもあり、現場ではカメラがずっとまわっている状態だったという。早乙女は島袋との役の設定上、島袋と仲良くしてはいけないと思い、ドキュメンタリー撮影中もあまり話しかけなかったそうで、島袋は本作の早乙女について「弱冠恐かったです」と苦笑い。「(早乙女の演じる)恐いシーンがあって、それがリアルで、お上手で……。(撮影が終わっても)境がわからなくてドキドキしました」と早乙女の印象を明かしていた。
また、この日の冒頭、平沼プロデューサーがファンから「おめでとう!」と祝福の声を受ける一幕があり、「わたしのプライベートのことはどうでもいいんですけど……」と前置きしつつも、平沼はタレントの尾崎ナナと6月11日に結婚式を挙げたことを報告。髪を結婚式のために切ったとも明かして会場を沸かせていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『KABUKI DROP』は全国のユナイテッド・シネマにて限定公開中