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高倉健さん実妹、母との秘話明かす

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その姿はスクリーンの中で永遠に…高倉健さん
その姿はスクリーンの中で永遠に…高倉健さん - (C) 2016 Team "KEN SAN”

 2014年11月10日にその人生に幕を下ろした名優・高倉健さんのドキュメンタリー映画『健さん』の予告編が公開され、健さんの実妹である森敏子氏から、健さんと母親との秘話が明かされた。

貴重な証言の数々…『健さん』予告編

 本作は、『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスや、マーティン・スコセッシ監督、降旗康男監督、山田洋次監督ら国内外の映画人、関係者のインタビューを通して圧倒的な存在感を放ち“最後の映画スター”とも呼ばれた高倉健さんの素顔を浮き彫りにするドキュメンタリー。ニューヨークを拠点に写真家としても活躍する日比遊一監督がメガホンを取った。

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 生前に限られたインタビューしか受けなかった健さんだが、このたび公開された映像では、謎に満ちた健さんに関する証言が、ゆかりの人々の口から語られている。中でも注目なのは、実の妹である森敏子氏が、家族の秘話を披露する部分。「母はね、90まで生きたんですが、私の息子は日本一になったんだよねって。親孝行できたねって言ったら、『そうかぁ』とか言って笑って」。健さんの“息子”としての一面が垣間見える貴重なエピソードだ。

 さらに、『ブラック・レイン』の撮影を始めるまで健さんのことを知らなかったというマイケル・ダグラスは、「KENから多くを学んだ。彼はブレることが無かった」という言葉と共に、当時の貴重な2ショット写真も公開。中国で大ヒットを記録した健さんの主演作『君よ憤怒の河を渉れ』の原作小説を福山雅治主演で再映画化(『追捕(原題)』)することでも話題のジョン・ウー監督は、「トム・クルーズを撮影する時も健さんのスタイルを意識してる」と尊敬の念を口にした。

 「漫然と生きるのではなく、一生懸命生きる男を演じたいと思います」。その言葉通り、健さんが体現した一生懸命生きる男の姿は、多くの人々の胸を熱くした。果たして、稀代の映画俳優は、何を考え、何を成し遂げようとしてきたのか? その答えに迫る本作『健さん』は、8月20日より全国公開。(編集部・吉田唯)

ジョン・ウー、マイケル・ダグラスらの貴重な証言…映画『健さん』予告編 » 動画の詳細
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