縮小と拡大…対照的な「12モンキーズ」「プリーチャー」新シーズン決定
米テレビドラマ「12モンキーズ」の第3シーズンと、「プリーチャー」の第2シーズンの製作が決定した。
【写真】ブルース・ウィリス主演映画版『12モンキーズ』ギャラリー
「12モンキーズ」は、鬼才テリー・ギリアムが監督し、ブルース・ウィリスとブラッド・ピットが共演した同名SF映画をドラマ化した人気シリーズ。2043年、未知のウイルスによる人類滅亡の危機を救うため、一人の男が過去に送り込まれるという壮大なストーリーが人気を呼んでいる。
EW.comによると、第3シーズンは今までよりも3エピソード少ない10エピソードから成るとのこと。エンターテインメント・ネットワークの社長クリス・マクカンバーは「短い2シーズンで『12モンキーズ』はカルトシリーズとなりました。テリー(・マタラス)、キャスト、そしてスタッフは、視聴者が共感できるキャラクターと、時間にとらわれない富んだ世界を創り上げてくれました。まさにSyfy局の視聴者に提供したい、洗練されていてハラハラするエンターテインメント作品です」とコメントしている。日本では、Huluで第2シーズンが6月4日より毎週1話ずつ追加配信されている。
また、米AMC局の発表によると、同名のDCコミックスをドラマ化した「プリーチャー」の第2シーズンは13エピソードに拡大され、2017年にアメリカで放送がスタート。「『プリーチャー』は特別なテレビドラマで、第1シーズンの残りに加え、拡大された第2シーズンをファンの皆さんにお届けするのが待ちきれません」と同放送局の社長チャーリー・コリアーは語っている。
「プリーチャー」は、やさぐれ牧師のジェシー・カスターが謎の存在にとりつかれ、尋常ではないパワーを身につけるというストーリー。主役の牧師ジェシー役は映画『リンカーン/秘密の書』『マンマ・ミーア!』のドミニク・クーパーが務めており、日本では、Amazonプライムで第1シーズンが5月30日から毎週1話ずつ配信されている。(澤田理沙)