日本初!ゴジラがテレビアニメに!日本一有名な5歳児が迎え撃つ
今年7月には庵野秀明総監督率いる最新作『シン・ゴジラ』が公開される、日本が誇る人気キャラクター「ゴジラ」がテレビアニメ「クレヨンしんちゃん」とコラボ。「クレヨンしんちゃん」の7月22日の放送回で、日本のテレビアニメに初めてゴジラが登場することが発表された。
過去にアメリカでアニメ化されたことはあるものの、意外にも日本のテレビアニメには“初襲来”となったゴジラ。今回のコラボは、ゴジラの新作映画のタイトルに「シン」がついていることを知った「クレヨンしんちゃん」スタッフが、勝手に縁を感じてオファーして実現したもの。ゴジラのアニメ化に際し、『映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃』(2005)で特撮愛を見せたムトウユージ監督ら「クレしん」スタッフたちは、庵野総監督版『シン・ゴジラ』の特徴ともいえる長い尻尾の動き、不ぞろいな歯、赤黒い皮膚などを徹底的に研究し、アニメに反映。さらに『ゴジラ』サイドに許可をもらい、ゴジラの咆哮には本物の音源を使用するという熱の入れようを見せているという。
一方の『シン・ゴジラ』側もノリノリのようで、樋口真嗣(監督・特技監督)は「普段だったら絶対許されない共演、お祭りです! いち視聴者として、本当に楽しみです」とコメント。また「クレしん」スタッフの特撮愛は常々感じているようで、「『クレヨンしんちゃん』で『ゴジラ』といえば、原恵一監督の映画『映画クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦』で登場した、怪ロボット撃退に出動する自衛隊にかかる“伊福部マーチ”(※ゴジラシリーズ第6作『怪獣大戦争』などで使用された、故・伊福部昭さん作曲の楽曲)でしょう。やられた! とほぞをかみ、地団駄を踏んだのが昨日のように懐かしいです」とも語っている。(編集部・井本早紀)
7月22日放送 「しんのすけ対シン・ゴジラだゾ」あらすじ
東京湾に謎の巨大生物が出現! その怪獣「ゴジラ」は、なぜかカスカベに向かって移動をはじめた。知らせを受けたしんのすけ(声・矢島晶子)らカスカベ防衛隊たちは、自分たちの基地がある「ふたば幼稚園」に緊急出動する。ついにカスカベの街に上陸したゴジラは、ローンがまだ32年も残っている野原家をはじめ、次々と住宅を破壊していく。自分たちの街が潰されていく現実に、焦る防衛隊メンバー。そんなとき、ボー博士(声・佐藤智恵)が「こんなこともあろうかと……」と発明した新薬を取り出す。それは、体も気持ちも大きくする薬「オヤジジェン・オオキクナルヤー」だった。しんのすけはカスカベを守るため、ひとり巨大化し、ゴジラと闘うことになるが……!? (テレビ朝日系・午後7:30~7:54)
映画『シン・ゴジラ』は7月29日より全国東宝系にて公開