ココリコ田中、相方・遠藤の登場に「わざわざ来てくれてすいません」
ココリコの遠藤章造が9日、都内で行われた相方・田中直樹の出演映画『だCOLOR? ~THE脱獄サバイバル』の初日舞台あいさつにサプライズ登壇し、田中は「わざわざ来てくれてすいません」とうれしそうな表情を見せた。
かつて「ココリコミラクルタイプ」(フジテレビ系)に携わった金子傑監督がメガホンを取った本作は、増えすぎた囚人を減らすため、誤回答すると即死刑というゲームに挑戦する終身刑の囚人3人の姿が描かれる。舞台あいさつには佐藤二朗、田中、渡辺いっけい、金子監督が登壇して和やかにトークを行ったが、終盤、エンディング曲「いつかのスターダム」を歌っている遠藤が突然登場し、田中らを驚かせた。
遠藤はエンディング曲を生披露すると、本作での田中の勇姿に感慨深げ。「素晴らしい映画。田中さん24年前に、僕から『この世界に入ろう』って声を掛けたんですけど、本当に声を掛けてよかったなって心から思っております。(この映画を観て)24年後、こうなっていればいいなって思っている通りになっているなって。夢が叶った気分」と田中を祝福。
田中は金子監督と一緒に苦楽を共にした「ココリコミラクルタイプ」をしみじみ振り返り、「こういう場をもらえたことがありがたかった」とコメント。「(監督の)考え方は理解できていたつもり。そういう意味では現場に入りやすかった」と切り出すと、「プライベートではお酒に飲まれてしまいがちで、打ち上げでお店を出入り禁止になることもしばしば。でも、仕事に関してはお笑い、コメディーの大好きな熱い方という印象でした」と金子監督の素顔を紹介していた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『だCOLOR? ~THE脱獄サバイバル』は全国順次公開中