ダース・ベイダーの映像ついに!『スター・ウォーズ』新作予告にファンの祭典が熱狂!
『スター・ウォーズ』シリーズファンの祭典「スター・ウォーズ・セレブレーション」が現地時間15日からイギリス・ロンドンでスタートし、新作映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)のパネルディスカッション内で、シリーズを代表する悪役が登場する特別映像が会場のファンに向けて公開された。
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この日のパネル会場には『スター・ウォーズ』Tシャツとコスプレに身を包んだ4,000人のファンが集結。司会役のキャプテン・ファズマことグウェンドリン・クリスティーの呼びかけで、フェリシティ・ジョーンズ、ドニー・イェン、マッツ・ミケルセン、ベン・メンデルソーン、フォレスト・ウィテカー、ギャレス・エドワーズ監督ほか主要キャスト・スタッフが登壇すると、会場は喝采に包まれた。
『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』(1977)をベータテープが擦り切れるほど観て育ったというエドワーズ監督は、『ローグ・ワン』の制作を「シュールな体験だよね」と述懐。撮影中、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが現場を訪ねてきたこともあったといい、「マークは『ゴジラ』のTシャツを着てきたんだ。周りのスタッフには、僕と彼が一緒にいるところを撮っといてよ! って頼んだよ」と明かし、会場を爆笑に包んだ。
本作には、シリーズを代表する悪役ダース・ベイダーが登場。ベイダーの声を担当するジェームズ・アール・ジョーンズとアフレコに臨んだことを告白したエドワーズ監督は、「彼がただ、『パワー』というセリフを聞いた瞬間、自分のオタク魂が覚醒した気分になったよ」と笑みを浮かべた。
そしてエドワーズ監督は、撮影現場の様子を捉えたメイキング映像を披露した後、パネルの最後に会場限定の特別映像を公開。フェリシティ演じる新ヒロイン、ジン・アーソの「私たちには時間がない。戦力は日増しに弱まっている。勝算は少なく見える。けど、戦局を変えるチャンスはあるわ」というモノローグが流れる映像では、美しい海辺を闊歩するストームトルーパーや別の新たなトルーパー、幼少期のジーンの姿など初公開のカットが満載。そして、おなじみの呼吸音とともに、赤く光る床に映ったダース・ベイダーのシルエットで映像が幕を閉じると、客席からは悲鳴に近い歓声が巻き起こった。
『ローグ・ワン』は、『スター・ウォーズ エピソードIII/シスの復讐』(2005)と『新たなる希望』の間に起きた出来事を描くシリーズ初のスピンオフ。『新たなる希望』でレイア姫がR2-D2に託した帝国軍の宇宙要塞「デス・スター」の設計図を入手するため、名もなき反乱軍兵士たちが決死のミッションに挑む。この日のパネルには、ディエゴ・ルナ、チアン・ウェン、リズ・アーメッド、アラン・テュディック、キャスリーン・ケネディらも出席した。(編集部・入倉功一)