ミュージカル版『パンズ・ラビリンス』全ての楽曲が完成!正式発表も間近
映画『パンズ・ラビリンス』のミュージカル化の進捗について、ギレルモ・デル・トロ監督が The Hollywood Reporter に語った。すでに全ての楽曲が完成しており、まもなく公演について正式な発表がなされるという。
『パンズ・ラビリンス』は、1944年のスペイン内戦下を舞台に、残酷な現実世界から逃れるべく自分の中に新しい世界を創り出した少女の姿を描くダークファンタジー。デル・トロ監督のイマジネーションに富んだビジュアル世界と深いテーマ性が高く評価された。
2012年頃から報じられてきた同作のミュージカル化について、デル・トロ監督は「ロンドンのロバート・フォックス(プロデューサー)、ポール・ウィリアムズ(シンガー・ソングライター)、グスターボ・サンタオラヤ(作曲家)と4年にわたって進めてきた。時間をかけて台本全体を作り上げた」とコメント。「曲も全てそろっているし、数か月のうちに、それを現実のものとするとても興味深くて美しいパートナーシップを発表するよ」と近々正式な発表があることを明かした。
公演はヨーロッパでスタートする予定。「トライアル公演をベルリンでやるか、ロンドンでやるかはわからない。でもその後、アメリカ公演に移るよ」と具体的に語っていた。(編集部・市川遥)