「仮面ライダーゴースト」ついにクライマックス!山本涼介&磯村勇斗、ライダー2人に迫る
特撮ドラマ「仮面ライダーゴースト」に出演中の山本涼介&磯村勇斗が、ついにクライマックスを迎える本編や、集大成とも言える『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』(8月6日公開)について語った。
【動画】『劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間』予告編
主演の西銘駿が「ゴーストのアナザーエンディングとしても捉えられる」と豪語する劇場版。磯村は「1年間やってきた集大成。やってきたものすべてを出せたという感覚が少し見えてきた」と胸を張り、山本も「1年間通じてやってきて、自分たちが初めてライダーの世界に飛び込んだ時とは違う、経験で積み上げたものがこの映画には出ていたのではと思う」と口をそろえる。
「仮面ライダーゴースト」は、一度死んでゴーストとしてよみがえった主人公・タケルが、人々のため、そして自分の命を取り戻すため、敵・眼魔と戦うストーリー。映画ではタケルの命運に加え、マコト(山本)が行方知らずだった父親・大悟と、アラン(磯村)が壮大な企てを実現しようとする兄・アルゴスと、それぞれどういった決着を迎えるのかが山場となる。
山本は、「本編でマコトが『あんなやつ父親なんかじゃない』というところからつながる物語。マコトと父との関係に変化があるのかどうかを見てほしい」とアピール。磯村は、「やはり兄弟。自分は人間世界にいるが、眼魔世界のこともわかる。止めたいけど協力したい」と兄アルゴスとタケルたちとの間で葛藤するアランの思いに注目してほしいとのことだ。
一方で、テレビシリーズは最終回を控え、主人公のタケルが生き返ることができるのか、期待が高まっているが、ゴーストのタケルはもちろんのこと、マコトとアランの今後も視聴者は気になるところ。結末について探りを入れてみるも、磯村が「心配だよね。俺、マコトは消えそうな気がしてる……感動のシーンになっちゃうかも。カノン(マコトの妹)も『お兄ちゃーん(涙)』って」と笑うと、山本も「俺、そんな犠牲になりたくないなぁ」と冗談めかし、ガードは堅い様子。
約1年演じてきたキャラクターと自身との共通点を改めて尋ねると、磯村は「たこ焼き好き」と迷わず回答。異空間である眼魔世界の住人アランは人間世界で食べたたこ焼きにすっかりほれ込んでしまうのだが、「アランがたこ焼きを初めて食べるシーンまで、半年以上たこ焼きを我慢していたんです。アランの感動を表すために!」と印象的なシーンの裏側を明かした。
また、マコトとの共通点がなかなか見つからない山本に、磯村は「男らしいところ」と指摘。「撮影現場で危険な場所があると(工藤)美桜ちゃんを支えてあげたり、(大沢)ひかるちゃんを心配したり、ジェントルマンなところがある」のだとか。これに山本が「わかんない。無意識だよ」ときょとんとして見せると、「うわ出た、無意識系イケメン! でもほんと5%くらいだよ。95%はおちゃらけてる(笑)」と意外? な素顔も紹介した。(編集部・小山美咲)