「BLEACH」実写映画化!主演は福士蒼汰 原作者「髪の色が心配」
22日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)38号で最終回を迎える久保帯人の人気コミック「BLEACH」が、実写映画化されることが明らかになった。主人公・黒崎一護を福士蒼汰が演じ、監督は『デスノート Light up the NEW world』『アイアムアヒーロー』などの佐藤信介が務める。2018年公開予定。
本作は、死神の力を与えられた高校生・黒崎一護が、仲間たちと共に虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。2001年に連載を開始し、既刊73巻で累計発行部数8,700万部というメガヒットを記録している。そんな国民的漫画の実写映画を、『鋼の錬金術師』『銀魂』などの人気漫画を実写化するワーナー・ブラザース映画が総力を挙げて製作。
『神さまの言うとおり』『ストロボ・エッジ』などで主演を務めた福士は、「『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚きでした。自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います」と意気込む。
さらに福士は、「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います。そして佐藤監督とは映画『図書館戦争』シリーズ以来のタッグです。緊張もしますが、監督を信頼して頑張りたいと思います」と決意を語った。
監督の佐藤は「この壮大な物語を、映画化します。想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界(ソウル・ソサエティ)、虚、斬魄刀(ざんぱくとう)、そして福士蒼汰が一護として暴れまくる姿、お楽しみに」とコメントしている。
原作者の久保は「幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、『BLEACH』を知らない人にも楽しんで貰え、『BLEACH』の読者にも満足して貰えるものに近づける一助になればと思っています」と意欲をのぞかせながら、「唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と胸の内を明かした。(編集部・小泉裕嗣)