『スーサイド・スクワッド』福原かれん、目標は「食わず嫌い」出演!日本も視野にハリウッドで勝負
ジョーカーをはじめとするDCコミックスの人気悪役が集結するアクション大作『スーサイド・スクワッド』(9月10日全国公開)で、日本刀を武器に戦うカタナを演じる日系アメリカ人女優の福原かれんが、ハリウッド大作に抜擢された喜びと、女優としての展望を語った。
両親ともに日本人だが、生まれも育ちもアメリカ・ロサンゼルスで、英語と日本語を自在に操る。日本には祖母を訪ねて毎年遊びに来ており、国内外の極真空手の大会にも出場する実力者。アメリカの大学を卒業後、3か月ほど日本に在住していたこともあったという。
テレビ番組のアシスタントなどで活動はしていたが、映画は『スーサイド・スクワッド』が初出演。ウィル・スミスやマーゴット・ロビーなど並みいるハリウッドセレブと並ぶ、大役への抜擢となった。「オーディションではどのくらいの規模の映画か知らされていなくて、受かった時にウィルも出るって言われてえっ! て(笑)。実際には、どんな小さな役の人でも変わらず接してくれるとても優しい方で、最初の映画が彼と一緒で良かったです」。
「まずはもっと演技力を高めてから受かるっていうステップを踏むと思っていたところで受かってしまって、自分でもびっくりしています」という福原だが、アクションシーンを自らこなし、現地スタッフからは、「誰よりも早く現場に来て、最後の一人になるまでトレーニングをして帰る」と高い評価を受ける。その勢いに「できればこのまま、波に乗りたい感じです」と笑いつつ「ただ名前が売れるとかではなくて、女優のお仕事を本業にすることが一番の夢ですね。人にインスピレーションを与えるような作品に出ていきたいです」と真摯(しんし)に語った。
ちなみに、「日本のドラマとかもすごく好き」という彼女は、「できれば日本の作品にも出てみたいと思っているんですけど、まずはこっち(ハリウッド)での活動をどうにかしないと」と苦笑い。茶目っ気たっぷりに「夢は『食わず嫌い王』に出ることです!」と目標を掲げた。(編集部・入倉功一)