『シン・ゴジラ』栃木に襲来!ゴジラ対策は県庁で撮影
大ヒット中の映画『シン・ゴジラ』にロケ地支援を行った栃木県フィルムコミッションが「とちぎ県ロケ地マップ シン・ゴジラ特集号」を発刊し、劇中で「ゴジラ対策」が話し合われたシーンの撮影場所として使用されたロケ地が栃木県庁舎だったことなど、作品の裏側を紹介している。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明が総監督・脚本を務め、今月21日時点での国内における累計興行収入が45億円を突破した『シン・ゴジラ』。日本発としては初めて全編フルCGでゴジラが描かれており、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみといった豪華キャストが集結している。
昨年撮影が行なわれた本作に協力した栃木県フィルムコミッション作成のマップによると、栃木県内では宇都宮市内にある「いちょう通り」で、パニックに陥る街の様子を撮影。約150台の車両が通りに配置され、約250名のエキストラが一斉に逃げ惑うシーンに挑戦した。また同市内の「上河原通り」でもその日の夜に大規模な撮影が行なわれ、約250名のエキストラが参加したが、「いちょう通り」のシーンとは別のエキストラで撮影したことなどもマップでは説明している。
栃木県庁舎が首相官邸に見えるように県内にある若山農場から竹を手配して飾り付けを行なったことも紹介しているこのマップは、栃木県内の映画館や道の駅のほか、栃木県アンテナショップ「とちまるショップ」で無料配付中。またマップで紹介されている宇都宮市内のロケ地で「ゴジラポーズ」の写真を撮り、31日までに栃木県フィルムコミッションに送ると、抽選で『シン・ゴジラ』オリジナルノートをもらうことができる(詳細は栃木県フィルムコミッションのホームページで確認可能)。(編集部・海江田宗)