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朝ドラで流行る口癖…新ヒロインも意識!?タイミングを直談判!

左からヒロイン役の芳根京子、ヒロインの幼少期を演じる渡邉このみ、父役の生瀬勝久
左からヒロイン役の芳根京子、ヒロインの幼少期を演じる渡邉このみ、父役の生瀬勝久

 これまで朝ドラでは「じぇじぇじぇ」や「びっくりぽん」などの印象的なフレーズが生み出されてきたが、新作の「べっぴんさん」でもこれらに代わる新フレーズが用意されているという。5日に都内で行われたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の完成試写会で、共演の生瀬勝久渡邉このみと共に登壇した主演の芳根京子は、自ら監督にヒロインの口癖のタイミングを直談判したことを明かした。

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 本作は神戸を舞台に、亡き母の思いを受け継ぎ、刺繍に打ち込むヒロイン・坂東すみれの姿を描く作品。芳根は第1週放送分の完成を受けて、「ついにできた。やっと会えたっていうふうに思いました」と感慨深げな様子を見せる。また劇中で刺繍に打ち込む役柄に絡めて、「亡くなってしまった祖母がお裁縫の先生をやっていて。夏休みの自由研究は、祖母と一緒にぬいぐるみや巾着、クッションを作ったりした経験があったので、ゼロから始まったわけではなかったのが心強かったなと思うと同時に、祖母に見てほしかったなという思いがあります」と語った。

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 そして印象的なフレーズの話では、「小さいすみれちゃんが『なんか、なんかな』というセリフをたくさん言っていたと思うんですけど、その言葉はこれから何度も何度も出てきます」と説明。続けて「台本で、ここに入れられるかなとか、隙間を見つけると、監督に相談しに行って、『言ってもいいですか』と提案したり、積極的に取り入れるようにしています」と笑顔で撮影現場の様子を振り返った。

 また共演者である生瀬とのエピソードに触れ、「2週目に生瀬さんと二人でお芝居をやらせていただいた時に、『伝えて』と言ってくださったのが印象的でした。深く考えすぎるんじゃなくて、わたしが、すみれが、お父さまに思いをちゃんと伝えてと言われたのが……」と話した芳根。しかし、当の生瀬はこの会話を覚えていなかったそうで、「すごく恥ずかしい(笑)。覚えてないけど、出たんだろうね」と照れ笑いを浮かべていた。そんな生瀬は芳根について、「芳根京子ちゃんの生き方に感化されています。自分をしっかり持っていて、若い頃からいろいろなものにチャレンジしてきて、大病もされたので、死生観なども持っていらっしゃる方です」と絶賛していた。(取材・文・岸豊)

連続テレビ小説「べっぴんさん」は10月3日からNHKで放送開始

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