イエモン、19年ぶりドラマ主題歌書き下ろし!再結集後初シングル
今年1月8日に15年ぶりの集結を発表した人気ロックバンド THE YELLOW MONKEY(以下、イエモン)が、10月14日にスタートするTBS系連続ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」の主題歌を担当することが明らかになった。曲名はドラマと同じ「砂の塔」。イエモンがドラマ主題歌を書き下ろすのは、1997年放送のTBS系ドラマ「職員室」の主題歌「BURN」以来、19年ぶりとなる。
現在、約22万人の動員を見込む全国ツアー中のイエモンにとって、「砂の塔」は再集結後、初のシングル。2012年にデビュー曲を新たにミックスした「Romantist Taste 2012」を発売しているが、新曲としては2001年の「プライマル。」以来、実に15年ぶりのリリースとなる。
ドラマは女優・菅野美穂の4年ぶりとなる主演作。家族で憧れのタワーマンションに引っ越してきた主婦・高野亜紀(菅野)が、恐ろしい隣人によって、「強制ハロウィン」「地獄のランチ」「フロア差別」「ゴミ出しにも正装」など傍目には滑稽にも見えるタワマン主婦たちの生態を巧みに利用して追い詰められていくさまを、謎の連続誘拐事件にまつわるサスペンスを交えて描く。共演は松嶋菜々子、三代目J Soul Brothers 兼EXILEの岩田剛典。
ボーカル&ギターの吉井和哉は、番組サイドの熱意に押されて楽曲提供を決心し、「タワーマンションを舞台に繰り広げられる、現代社会の裏側とミステリーを掛け合わせたドラマですが、これはそのまま人間の人生や、バンドの人生に当てはまると思い、その側面も添えながら歌詞を書かせていただきました」と説明。「タイトルも『砂の塔』以外に考えられませんでした」といい「このドラマには親と子の愛の重要さが本質に隠れていますが、イエローモンキーも昔から家族の誰かしらとの繋がりを歌にしてきました。この曲は現時点での集大成だと感じています。THE YELLOW MONKEY が贈る黄色い花も是非お楽しみください」と語っている。
また主演の菅野も「ここまでドラマの世界観に寄り添った作品を作って頂けて、心よりの感謝を申し上げるとともに、映像と重なった時に、どのように仕上がるのかとても楽しみです」と大満足の様子で「撮影は始まったばかりですが、作ってくださったこの曲に負けないように、みんなで頑張ります」と意気込んでいる。(編集部・入倉功一)