濱田龍臣、女子高生姿が完全に女子!脱毛した美脚でミニスカ挑戦
俳優の濱田龍臣が17日、都内で行われた映画『ハイヒール革命!』初日舞台あいさつに女子高生姿で登壇、終始、髪をいじったり、はにかんだりする姿は女子そのもので、客席は「カワイイ~」という歓声にあふれた。この日は、真境名ナツキ、藤田朋子、古波津陽監督も来場した。
本作は、男として生まれた真境名ナツキが、思春期に性の壁を超えて女に生まれ変わり、本当の自分を勝ち取ったさまを、真境名本人のインタビュー映像と再現ドラマを交えて描いたドキュメンタリードラマ。濱田はドラマパートでのナツキの少年時代を演じており、初の女装に挑戦している。
撮影以来、久しぶりに女子高生の制服に袖を通した濱田。藤田から「最初、誰がいるんだろうと思った」と驚かれ、古波津監督から「映画でも似合っていましたけど、今日もバッチリです!」と褒められた濱田は、「なんかうれしいですね」と満面の笑み。脱毛クリームで処理してツルツルになった美脚をミニスカからのぞかせ、「スカートは久しぶりなのでスースーする……」と恥ずかしそうにスカートを押さえる様子もまさに女の子だ。
「(撮影以外で女装は)試していないです」と主張すると、「(女装は)もういいかなぁ」と本音をこぼす場面もあったが、トランスジェンダー役については「初めての体験が多い撮影で、こういう格好もそうですけど、すごく面白いドラマパートをやらせていただいて、楽しかったです」と述懐。
「クラスの女の子や電車に乗っている女性がどんな動きをするんだろうと見ていました」と役づくりに励んだそうで、その努力の成果は、藤田に「(撮影中は)全く男らしさがなかった。女子でしたね。お菓子をいじったり、しゃべる仕草が女の子そのもので、こんなにすんなり女の子ができていいのかと心配するくらいでした」と言わせるほど。古波津監督も「これは濱田くんが可愛く見えないと映画として成立しないので濱田くんにかかっていたんですが、上手くいったなと思います」としてやったりの表情を見せ、濱田を喜ばせた。(取材/錦怜那)
映画『ハイヒール革命!』はヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開中