池松壮亮×斎藤工、キス直前!“夜”シーン前の二人を映すメイキングで…
池松壮亮と斎藤工という旬の実力派二人が男性同士のラブシーンに挑んだことが話題を呼んだ映画『無伴奏』より、メイキング映像が公開され、キスシーン前の池松と斎藤の姿がお披露目された。
この映像は本作のブルーレイ&DVDに特典として収録される37分に及ぶメイキング映像の一部。本編は「情熱大陸」で池松を追った西原孝至がディレクターを務め、“俳優陣が自分の全てを捧げることができた現場、『無伴奏』”をテーマに編集された。
池松と斎藤のキスシーン前、二人は控え室で待機中。池松、斎藤、そして主演の成海璃子がなごやかな雰囲気で過ごす中、撮影スケジュールを確認する池松が「あっそうか、夜(のシーン)があるのか」とコメントしている通り、この後は池松ふんする渉と斎藤演じる祐之介のシーンが待っていた。「あっ……(祐之介に)チューされるんだ」と池松が冗談めかして言うと、斎藤も「チューする」とノリノリ。リアルな撮影現場をのぞいているかのような映像だ。
メイキング映像本編では、斎藤が「役者陣は本当に映画人として本当に観たい組み合わせだったりして、今も唇に残っていますけど、池松君の2015年(撮影当時)の今の渉に出会えてよかったなと思いますし、それは成海さんもそうですし、遠藤(新菜)さんもそうです。絶対この映画には何かが宿っていると思います」とアツい思いを明かしているほか、キャストインタビューや、海やプールでの撮影ではしゃぐ姿、待機時間の様子などがおさめられている。
直木賞受賞作家・小池真理子の半自伝的小説を、『太陽の坐る場所』などの矢崎仁司監督が映画化した本作。日本中に学生運動の嵐が吹き荒れた1969年の仙台を舞台に、時代の影響により学園紛争に関わっていた女子高生と、バロック音楽喫茶「無伴奏」で出会った男女の恋模様を描き出す。ロシアで開催された第6回サハリン国際映画祭IFF“ON THE EDGE”「世界の果て」のコンペティション部門では審査員特別賞を受賞している。(編集部・小山美咲)
映画『無伴奏』ブルーレイ&DVDは10月5日発売 ブルーレイ4,800円+税 DVD3,800円+税