『スター・ウォーズ』さらなる新作が2020年に決定!それ以降も拡大
映画『スター・ウォーズ』シリーズの新作スピンオフが2020年公開に向けて製作されることが明らかになった。ディズニーの会長兼CEOであるボブ・アイガー氏が、ゴールドマン・サックス・コミュニケーション・カンファレンスで認めたとDeadlineが報じた。
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これまで製作が発表されていたのは新3部作の残り2本(2017年&2019年全米公開予定)と、帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を奪うという任務を遂行した反乱軍兵士たちの戦いを追う『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日日本公開)と、若きハン・ソロを主役にしたスピンオフ映画(2018年全米公開予定)の4作。サイドストーリーを描くスピンオフものとしては、第3弾ということになる。
本作の詳細は明らかになっていないものの、すでに脚本家は決まっているとのこと。賞金稼ぎボバ・フェットを主人公にしたスピンオフ映画の製作がささやかれたり、若きハン・ソロのスピンオフ映画が3部作になるかもしれないと、さまざまなうわさがこれまで飛び交っているだけに、新スピンオフでは何を主題にするのか気になるばかりだ。
さらには以前、2020年以降にも『スター・ウォーズ』シリーズの新作が発表される可能性があると一部で報じられていたが、アイガー氏は「(プロデューサーの)キャスリーン・ケネディと昨日、ミーティングで計画を立てたんだ。というより、計画を見返したんだけど。『スター・ウォーズ』のプランは2020年まですでにある」と切り出し、「そして僕たちは2021年やそれからのことについてどうするかを話し始めたんだよ。だから、彼女はただ単に『スター・ウォーズ』の映画を作ろうとしているわけじゃなくて、『スター・ウォーズ』ユニバースみたいなものを作ろうとしているんだ」と壮大な展望を明かした。
一方で、今年公開される『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』について、昨年12月18日に封切られ、北米興収歴代1位の座を獲得するなど大ヒットを記録した、新3部作の第1作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のような成功は期待していないという発言も。しかし、「おもしろさのレベルでは『フォースの覚醒』に匹敵している」とコメント。すでにラフカットを鑑賞済みとのことで、「我々は観たものを気に入っているよ」と期待をあおった。(編集部・石神恵美子)