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止まらない『君の名は。』5週連続1位!興収111億を突破

映画週末興行成績

進撃の『君の名は。』
進撃の『君の名は。』 - (C) 2016「君の名は。」製作委員会

 シルバーウィーク終盤に重なった土日2日間(9月24~25日)の全国映画動員ランキングが26日に興行通信社より発表され、『君の名は。』が5週連続で1位を獲得した。先週末の観客動員は約63万7,000人、興行収入約8億6,000万円と公開5週目ながらいまだに好成績をキープし、累計動員は854万4,969人、興収111億6,597万300円となった。

【写真】文句なしの大ヒット!新海誠『君の名は。』

 2009年にニューヨークで起きた乗員乗客155人全員が奇跡の生還を果たした航空機事故をクリント・イーストウッド監督とトム・ハンクス主演で映画化した『ハドソン川の奇跡』は2位に初登場し、動員17万2,748人、興収2億2,518万3,800円を記録した。配給元は「期待以上の好スタートを切り、興行収入20億円を目指す」としている。動員客層は、当時の航空機事故をニュースなどで知る40代以上が中心だが、イーストウッド監督の前作『アメリカン・スナイパー』を鑑賞した若者層、女性層も目立った。

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 また、真鍋昌平原作の人気コミックを山田孝之主演で映画化したシリーズ第3弾『闇金ウシジマくん Part3』が初登場4位。全国184館で公開し、動員約10万人、興収1億4,816万円となり、『Part1』『Part2』に続き、右肩上がりの推移となった。観客層は20~30代の男女がメインで、さらに若い女性層やカップルなども劇場に駆けつけた。22日の初日から4日間の興収は2億8,391万円を記録。10月22日には『ザ・ファイナル』の連続公開も決定しており、その成績が期待されている。

 堤幸彦監督と中村勘九郎がタッグを組んだ『真田十勇士』も初登場で7位にランクイン。初日となった22日から4日間の動員は17万7,000人、興収は2億2,000万円を記録した。

 公開9週目の『シン・ゴジラ』は累計動員506万6,880人、累計興収73億6,561万5,000円。公開2週目の『映画「聲の形」』は累計動員67万8,000人、累計興収8億9,300万円と興収10億円も間近。公開3週目の『四月は君の嘘』の累計動員は83万5,082人となり、累計興収10億320万2,000円で10億円を突破している。

 今週末は『SCOOP!』『アングリーバード』『高慢と偏見とゾンビ』『ラスト・ウィッチ・ハンター』『アイ・ソー・ザ・ライト』『CUTIE HONEY -TEARS-』『シーモアさんと、大人のための人生入門』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)

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【2016年9月24~25日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『君の名は。』:5週目
2(初)『ハドソン川の奇跡』:1週目
3(2)『映画「聲の形」』:2週目
4(初)『闇金ウシジマくん Part3』:1週目
5(3)『怒り』:2週目
6(5)『四月は君の嘘』:3週目
7(初)『真田十勇士』:1週目
8(4)『スーサイド・スクワッド』:3週目
9(6)『シン・ゴジラ』:9週目
10(7)『超高速!参勤交代 リターンズ』:3週目

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