パクった?米新ドラマが盗作で訴えられる
タイムトラベルを題材にした米新ドラマ「タイムレス(原題) / Timeless」が、盗作だとしてスペインの制作会社から訴えられたとDeadlineなどが報じた。
同ドラマは「SUPERNATURAL スーパーナチュラル」の製作総指揮を務めるエリック・クリプキと、「ザ・シールド ~ルール無用の警察バッジ~」のショーン・ライアンが手掛けたもので、当初のタイトルは「タイム(原題) / Time」だった。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『ミッション:インポッシブル』を足したような作品で、過去にさかのぼり、歴史を変えようとする悪人ガルシア・フリン(ゴラン・ヴィシュニック)を止めるため、あり得ない組み合わせの3人組(アビゲイル・スペンサー、マット・ランター、マルコム・バレット)がタイムトラベルするストーリーになっている。
「タイムレス(原題)」はスペインのオンザ・エンターテインメントが版権を持つ「El Ministerio del Tiempo (時間省)」というドラマのフォーマットを盗んだものだと訴状では主張。また同制作会社は、米ソニーとアメリカ版の製作交渉に入っていたという。
彼らはドラマのクリエイターであるクリプキとライアンだけでなく、米ソニーとNBCユニバーサルを相手に陪審員裁判を希望しているとのこと。著作権侵害、契約違反を訴え、損害賠償と利益の支払いを要求している。(澤田理沙)