多部未華子、深夜食堂レギュラーが「こっぱずかしい」?
3日、都内で行われた映画『続・深夜食堂』の完成披露上映会で舞台あいさつに出席した女優の多部未華子が、前作ではゲスト出演だったものの今回から常連客の仲間入りを果たしていることを指摘され「こっぱずかしい!」と照れながら笑った。
本作は安倍夜郎の“食コミック”「深夜食堂」を映画化し、日本のみならずアジア各国でヒットした第1作の続編。路地裏で深夜だけ営業する小さな食堂「めしや」を舞台に、店主とワケありな客たちが織り成す人間模様が切なくも美しく静かに描かれる。
映画第1弾で「めしや」で無銭飲食をしてしまう少女みちるを演じ、同じ役柄で今作にも出演している多部はレギュラー入りについて、「まだ2回しか出ていないのでレギュラーという言葉に慣れなくて、こっぱずかしい!」と胸中を吐露。「レギュラーと言われるのはまだ慣れていなくて……」と繰り返し、「中途半端な気持ちですいません!」と笑いながらも恐縮しきりだった。
一方、語る言葉は少ないが心温まる料理をつくる「めしや」のマスターを演じた小林薫は、「このシリーズは7年続いていて、ドラマシリーズも4作目に入って、映画も続編が完成して。前回よりもグレードアップして面白くなっています!」とアピール。「レギュラーが24、5人います。レギュラー陣が主役なんだと見ることもできます。いろんな見方が出来る作品」と力強く語った。
この日は小林、多部のほか、河井青葉、小島聖、キムラ緑子、渡辺美佐子、不破万作、安藤玉恵、宇野祥平、金子清文、須藤理彩、小林麻子、光石研と松岡錠司監督の深夜食堂レギュラー14名が集結していた。(取材・文:福住佐知子)
映画『続・深夜食堂』は11月5日に全国公開