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樹木希林、娘婿モックンのイベントにサプライズ登場!イジりっぱなし!

イジった樹木希林とイジられた本木雅弘
イジった樹木希林とイジられた本木雅弘

 女優の樹木希林が3日、渋谷のユーロライブで行われた映画『永い言い訳』特別試写会にサプライズ登場し、娘婿で俳優の本木雅弘西川美和監督と共に観客の悩みに答える爆笑お悩み相談を行った。イベント中、本木をイジりっぱなしだった樹木が本木について「内田家に入って『別のモノを引っ張り出されたい』という気持ちがあったのでは?」と分析する場面もあった。

【写真】腕を組む樹木希林と本木雅弘

 いきなり「(本木の)義理の母親をやらせてもらっています、樹木希林です。身内が呼ばれるというのはよほどお友達がいないんだなと思い駆け付けました」と憎まれ口をたたいた樹木は、『永い言い訳』というタイトルについて「本当に題名がこちら(本木)にピッタリ!」と言うと「こちらね、『永い言い訳』をするのが楽しみな人なの。相手の気持ちは考えない。そういう人ですから西川監督に出会って、いい意味で50歳の俳優としてのほころびをつんでもらった感じがしましたね」とコメント。

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 悩み相談の「男を見る目がないのだが、どうやって相手を見極めたらいい?」「ダンナが家事を手伝ってくれない」「長い時間がたつと恋をしたくなる。しかし結婚をしたら不倫をしたくない」といった問題に対しては、「人間の根本は一生変わりません。そういう人に出会うということは、結局は自分が引き寄せているだけ」などとバッサリ。「ごめんね、全然人生相談になってないわね」と付け加えて笑いを誘った。

 そんな樹木に対して、本木が「ということは(内田)裕也さんの中に自分を見るわけですか?」と義理の父親について質問すると、樹木は「そっくりです!」と返答。「表向きは向こうが破天荒で、わたしが尽くしているように見えますけど、破け具合に関してはわたしの方がすごいですよ」と明かして会場を驚かせた。

 また、妻で女優の内田也哉子に惹かれた理由について話が及ぶと本木は「得体の知れなさに惹かれたのかも」と述懐。それを聞いた樹木が「確かに本木さんは内田家に入ってグチャグチャにかき回されて『別のモノを引っ張り出されたい』という気持ちがあったと思う。今は3人の子どもと格闘しているけど、まだまだ内田家だけでは引っ張り出せなかったものがあって。そういうものがこの映画の中には垣間見える」と語った。メガホンを取った西川監督については「こんなにも美人だし、性格も悪くない。そういう人ってたいがい凡庸な作品を作るのにこの人は珍しい。こういう人が出てくると映画界も楽しみよね」と樹木節でほめちぎった。

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画像テキスト
西川美和監督、本木、樹木

 本作は直木賞候補にもなった同名小説を原作者である西川監督自身が映画化した作品。交通事故で妻が他界したものの悲しみを表せない小説家・衣笠幸夫(本木)が、同じ事故で命を落とした妻の親友の遺族と交流を深める様子が映し出される。(取材・文・壬生智裕)

映画『永い言い訳』は10月14日より全国公開

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