『ジュラシック・ワールド』続編、動物虐待を取り上げる
映画『ジュラシック・ワールド』の続編では動物虐待を取り上げると製作のコリン・トレヴォロウがスペイン紙 El Mundo に明かした。
脚本も務めているトレヴォロウは続編について「恐竜たちで、今日の動物たちが受けている扱いを表すことになるだろう。虐待、動物実験、ペット化、野生の動物たちを刑務所のような動物園に入れること、動物の軍事利用……」とコメント。第1弾よりも「もっと複雑な」題材を扱うことになるという。
さらに「第2弾は第1弾とはかなり違った映画になって、新たな道を進むことになる。そうした理由からバヨナに監督してもらう必要があったんだ。彼のとても個人的なビジョンで、物語を発展させていくためにね」と『永遠のこどもたち』や『インポッシブル』のJ・A・バヨナに監督の座を託した理由を説明している。
トレヴォロウはポッドキャスト番組「InGeneral」に出演した際には、続編について「もっとサスペンスに満ちていて、恐ろしくなる」と語っていた。人間と動物の関係に懸念を抱いているというトレヴォロウとバヨナは、どのような恐竜映画を作るのだろうか。3部作として企画されている『ジュラシック・ワールド』の続編は、2018年6月22日に全米公開される。出演はクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードなど。(編集部・市川遥)