『君の名は。』、『ポニョ』『アバター』超えた!興収164億円突破の特大ヒット!
大ヒットを記録中のアニメーション映画『君の名は。』の累計興行収入が、今月23日時点で164億1,000万円を突破、宮崎駿監督作『崖の上のポニョ』の最終興収155億円を大きく上回り、邦画・洋画を合わせた歴代ランキングの9位に入ったことが24日、興行通信社の発表した全国映画動員ランキングで明らかになった。
公開以来、落ちの少ない興行を展開している同作は、先週末も動員36万人、興収4億7,600万円の好成績で9週連続1位を獲得。興行通信社が発表している動員ランキングで2003年以降にV9を達成した作品は、『ハウルの動く城』(2004年11月20日公開/最終興収196億円)と『アバター』(2009年12月23日公開/最終興収156億円)のみで、歴代1位タイ記録となった。
また、アニメーション映画としては、『千と千尋の神隠し』『アナと雪の女王』『ハウルの動く城』『もののけ姫』に次ぐ第5位にランクイン。今後、どこまで記録を伸ばすかも注目される。
同作は、『星を追う子ども』『言の葉の庭』などの新海誠監督が、神木隆之介、上白石萌音らを声優に迎えて手掛けた長編アニメ。都会と田舎で離れて暮らす面識のない高校生男女が、夢の中で互いが入れかわる不思議な体験を通して惹かれ合っていく姿を、美しい背景や繊細なアニメーションで描き出す。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社など調べ)(編集部・入倉功一)