『君の名は。』台湾で邦画史上最大のヒット!
新海誠監督のアニメーション映画『君の名は。』が台湾でも大ヒットを記録している。10月21日より公開されるや同31日には台北での興行収入が5,290万9,581台湾ドル(約1億6,900万円)に達し、『リング』(1999)の最終興収5,083万6,840台湾ドル(約1億6,200万円)を抜き去って、台湾で公開された日本映画として最大のヒット作となった。配給の東宝が発表した。
『君の名は。』は台湾では46スクリーンで公開され、公開週末3日間の興行ランキングで日本映画としては『テルマエ・ロマエ』(2012)以来となる初登場第1位を飾っていた。
第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)ではアニメーション部門の最優秀長編作品賞を受賞し、第18回プチョン国際アニメーション映画祭(韓国)では長編コンペティション部門の優秀賞&観客賞のW受賞を果たすなど海外でも躍進を続けている『君の名は。』。世界89の国と地域で海外配給が決定しており、シンガポールでは11月3日、香港では11月11日、イギリスでは11月24日、韓国では来年1月上旬より順次公開予定となっている。
3日までの日本での累計興収は176億円に達している。(編集部・市川遥)