“ももち”こと嗣永桃子、来年6月で芸能界引退へ
ハロー!プロジェクト所属の“ももち”こと嗣永桃子が来年6月末をもって芸能界を引退することが5日、明らかになった。
所属事務所アップフロントプロモーションの西口猛代表取締役は、ハロプロの公式サイトで「カントリー・ガールズのプレイング・マネージャー・嗣永桃子が2017年6月30日をもって ハロー!プロジェクト、カントリー・ガールズを卒業します。そして、卒業以降の芸能活動も控えさせていただきます」と発表。2015年3月にBerryz工房が無期限活動休止するにあたり、今後の活動を話し合ったときから、嗣永は「もう少しアイドルを続けたい」と話す一方で、「ゆくゆくは『子供の教育』に携わる仕事につきたい」と明かしていたという。
嗣永自身も「2002年6月30日にハロー!プロジェクト・キッズ オーデションに合格してから15年という節目の日に新たな道へ進もうと考え決断しました」と同サイトで報告。「私はアイドルが大好きです」とこれまでの活動を振り返りながら、「それと同時に大好きなものが『子ども』です。子どもが好きで、もっと学びたいと思いアイドル活動と並行しながら大学へ進学し、2012年の教育実習の経験を経て、大学卒業と同時に小学校と幼稚園の教員免許を取得しました」と明かした。
Berryz工房の活動休止後、プレイング・マネージャーとしてけん引してきたカントリー・ガールズも結成2周年を迎え、「メンバーもたくましく育ち、改めて自分の将来を考えた時に、たくさん悩んだ末、以前からずっと興味があった『教育』の分野、とりわけ『幼児教育』の道に進みたいと思い、この結論を出しました」といい、「6月30日以降は、幼児教育について改めて勉強に専念し、いずれお仕事にできればと考えています」とつづった。
最後は「最終日までの活動に関しては、随時お知らせしていきます。残りの時間悔いの残らぬよう、全力で感謝の気持ちをお届けしたいと思います」と決意を新たにし、「突然の発表になってしまいましたが、これからもカントリー・ガールズの応援、宜しくお願い致します」と呼び掛けている。(編集部・中山雄一朗)