L'Arc-en-Ciel『バイオハザード』日本語版主題歌に決定!バイオと人生は通じる部分がある
人気ロックバンドのL'Arc-en-Cielが、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の大ヒットアクションシリーズ最終章『バイオハザード:ザ・ファイナル』の日本語吹き替え版主題歌を担当することが明らかになった。
大ヒットシリーズのラストを飾るのは、L'Arc-en-Cielの新曲「Don’t be Afraid」。作詞を手掛けたhydeは、「『バイオハザード』ですごく象徴的な瞬間というのは、中に絶対アイツらがいるってわかっているのにドアを開けないと進めないという、その展開。その展開と、人生って、どこか通じる部分があると思うんです」とシリーズの魅力を分析。さらに「『どうしてもこれやらないと前に進まないんだよな…』っていうその気持ちを自分と照らし合わせて。勇気を振り絞って恐怖に打ち勝つっていう部分をイメージして歌詞を書きました」と語る。
メンバーそろって『バイオハザード』のファン。それだけに、「L'Arc-en-Cielのファンは『バイオハザード』を好きになって、『バイオハザード』のファンはL'Arc-en-Cielを好きになって、ということが少しでも起これば嬉しいです」と“相乗効果”にも期待をかける。
一方、「僕なりの解釈で、あんまりザクザクしたギターで激し目のものでいくよりも、クリーンなアルペジオでちょっと悲しい感じのほうがいいかなと思って作りました」というのは作曲のtetsuya。「悲しみとか、怒りとか、無念な気持ちとか、僕の中でもテーマになりました。生きながらにしてゾンビのような気持ちになる。ゾンビの気持ち、わかるんですよ、僕。ゾンビじゃないですけど(笑)」と明かしている。
日本発のビデオゲームの映画化作品として2002年に誕生し、5作もの続編が作られる人気シリーズに成長した『バイオハザード』。シリーズ第6弾となる今回は、人間をアンデッド化するウイルスで世界を崩壊させたアンブレラ社と、彼らに復讐を誓う最強のヒロイン、アリス(ミラ)との決着が描かれ、タレントのローラも女戦士役で出演している。(編集部・入倉功一)
映画『バイオハザード:ザ・ファイナル』は12月23日より全国公開