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「破裏拳ポリマー」実写映画化!溝端淳平がアクション初挑戦

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かっけー!
かっけー! - (C) 2017「破裏拳ポリマー」製作委員会

 「科学忍者隊ガッチャマン」「新造人間キャシャーン」などを生み出したタツノコプロによるSFアクションヒーローアニメ「破裏拳ポリマー」が溝端淳平主演で実写映画化され、来年5月より全国公開されることが明らかになった。溝端は本作でアクションに初挑戦。撮影の4か月前からトレーニングを重ね、監督からも「説得力がある」と言わしめたアクションを披露する。

【画像】アニメ版の「破裏拳ポリマー」

 「破裏拳ポリマー」は1974年10月~1975年3月に放送されたアニメ。三流探偵事務所のさえない新人助手・鎧武士は、ひとたび事件が起きると超人ポリマーに転身。自らあみ出した新拳法“破裏拳流”(はりけんりゅう)を駆使して、街の平和のために正義の拳を振るう。カンフーなど格闘技の要素を大胆に取り入れた肉弾アクションが話題を呼び、独特な存在感から異端のヒーローとして熱狂的なファンを有する。

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 メガホンを取るのは、ジャッキー・チェンに憧れ、アメリカでアクションの修業をした経験を持ち、『仮面ライダーW(ダブル)』『仮面ライダーフォーゼ』などを手掛けた坂本浩一監督。今回はアクション監督としての顔も持つ坂本監督自ら、ポリマーの必殺技である“破裏拳”をリアルな拳法として再現したという。謎の美女・稗田玲に原幹恵、鎧武士と共に事件解決を目指す警視庁の刑事・来間譲一に山田裕貴、武士の助手・南波テルに柳ゆり菜がふんする。

破裏拳ポリマー
(C) 2017「破裏拳ポリマー」製作委員会

 溝端は「デビューして10年ですが、ずっとヒーローとは無縁だと思っていました! 今回オファーを頂き本当に光栄です」と心境を明かしつつ、「変身してからはスーツアクターの方がいる、と戦隊もの出身の人達から聞いていたのですが、変身してからも顔が見えるので今回は自分で演じることになり、ちょっと聞いてた話とは違うなと思いました(笑)!」と吐露。

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 自身が演じる主人公・鎧武士については「正義という絶対的なものを信じながらも、傷付いて失ってへし折られ、それでも信念を貫く鎧武士の姿は現代では少ないキャラクターだと思います。バカで自分勝手だけど憎めない、そんな昭和のにおいがする役は演じさせてもらってとても刺激的でした」とその魅力を語り、「アニメ放映時に子供で懐かしみながら観てくださる方、新鮮に受け止められる若い方、普遍的なテーマの作品なので沢山の方に観てもらいたいです」と呼び掛けた。

 坂本監督は「『子供の頃、テレビで観ていた「破裏拳ポリマー」を自分の手で実写化出来るなんて!!』というのが初めの感想でした」と驚きを明かしながらも、「多くの人達に観てもらい、ハリウッドにも負けない日本のカッコいいヒーローを堪能していただきたいです」と自信。溝端については「通常の(映画映えする)アクションとは別に、本格的な格闘技の動きを身に付けてもらい、破裏拳という必殺拳法を体現していただきました。高い運動神経や動きのカンが素晴らしかったです」と絶賛した。(編集部・中山雄一朗)

映画『破裏拳ポリマー』は2017年5月、新宿バルト9ほか全国公開

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