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不快指数100!「白戸家」山内ケンジが描く富裕層のドロ沼バトル、ヒットを受け再上映

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人のケンカを見るのはなぜこんなに楽しいんでしょう
人のケンカを見るのはなぜこんなに楽しいんでしょう - (C)2016 GEEK PICTURES

 新宿武蔵野館で11月5日より7日間限定でレイトショー上映された映画『At the terrace テラスにて』が7日連日予約完売・満席の盛況を受け、来年2月18日より同劇場で再上映されることが決定した。本作はソフトバンクのテレビCM「白戸家」シリーズなどのCMディレクター、“城山羊の会”劇作・演出家として知られる山内ケンジの長編映画第3作で、改装のため今年1月30日より休館し、11月5日にリニューアルオープンした新宿武蔵野館で初めに上映された6本のうち1本にあたる。

【動画】人妻の二の腕を巡る、富裕層のドロドロの人間模様

 本作は、第59回岸田國士戯曲賞受賞した舞台「トロワグロ」を、大人計画の個性派女優・平岩紙、山内作品の常連・石橋けいら公演時と同じキャストで山内監督自ら映画化したワンシチュエーション会話劇。ある夜、邸宅で行われた富裕層のパーティーで、人妻はる子(平岩)の白い二の腕を男たちが褒め称え、その様子に専務夫人(石橋)が嫉妬したことから、日ごろ秘められていたさまざまな感情、人間関係が露わになっていく。

 第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に出品され、2回の上映も完売に。その評判と口コミが広がり、新宿武蔵野館での限定上映では、予約開始後15分で完売するほどの争奪戦が繰り広げられた。『ミツコ感覚』(2011)、『友だちのパパが好き』(2015)など日常の中で起きるサスペンスをシニカルかつ切実に描いてきた山内監督による、鼻持ちならない富裕層の約90分の“狂宴”に病みつきになること必至!(編集部・石井百合子)

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