「精霊の守り人」3分のスピンオフドラマ放送!シーズン1&2をつなぐエピソード
綾瀬はるか主演の大河ファンタジー「精霊の守り人」の3分のスピンオフミニドラマ「精霊の守り人 外伝」が12月3日より放送される。原作者・上橋菜穂子の書き下ろしによるもので、シーズン1と、2017年1月21日より放送スタートするシーズン2「精霊の守り人II 悲しき破壊神」の間をつなぐエピソードが展開。綾瀬のほか浅見姫香、山崎香歩が出演する。
お尋ね者となった女用心棒バルサ(綾瀬)の不思議な体験を描く物語で、あらすじはこうだ。森の中で助けを求める女を無視して先を急ぐバルサは、幼女が人買いに追われているところに遭遇。幼女は先に出会った女の妹のようで、バルサは涙を流す幼女に「目をつぶって20数えるんだ」と言い残し人買いたちに躍りかかる。幼女が目を開けると戦いは終わっており、バルサは幼女を墓の前まで抱いていく……。
本作の提案を受けた上橋は、「制作者と役者によって命を吹き込まれたドラマは、わずか数分の中に、幼子をいたわり、守り、阿修羅のごとく血まみれで闘うバルサの姿が描かれ、美しい色彩と哀しみの影をたたえた一片の映像詩になっています。ドラマ『精霊の守り人』シーズン2の底に流れる、破壊者の深い悲哀を浮かび上がらせた、この短いドラマを楽しんでいただければ幸せです」と見どころを語っている。
12月11日からは4分バージョンの「精霊の守り人 外伝 完全版」(午後11時55分~)も放送。19日からスーパーハイビジョン試験放送で8K版も放送予定。(編集部・石井百合子)
「精霊の守り人 外伝」初回は12月3日(午後11時55分~11時58分)よりNHK総合テレビにて放送、以降随時放送