北野武監督『アウトレイジ』5年ぶりの続編が2017年公開!
北野武監督のヒットバイオレンスシリーズ5年ぶりの新作『アウトレイジ 最終章』が2017年に公開されることが決定した。前作『アウトレイジ ビヨンド』の“その後”を描く物語で、ビートたけし、西田敏行、塩見三省ら前作の顔ぶれに加え、新キャストも登場する。
『アウトレイジ』シリーズは、巨大暴力団組織の内部抗争、関東と関西の二大暴力団の対立などを描き2作の累計興行収入が22億円を突破するヒットを記録。「登場人物すべてが悪人」というキャッチフレーズが示すように状況によって顔を変えていく腹に一物を抱えた面々、二転三転していく力関係、加瀬亮演じるインテリヤクザなど従来のヤクザ映画のイメージを覆す意表を突く設定が話題を呼んだ。
現段階で決定している最新作のキャストは、「大友組」元組長の大友役・ビートたけし、関西最大の組織「花菱会」の西野役・西田敏行、中田役・塩見三省、関東の組織「山王会」の白石役・名高達男、五味役・光石研、警視庁の平山役・中村育二、繁田役・松重豊、韓国大物フィクサーの側近・李役の白竜。新キャストは後日発表される予定。
3作目のメガホンを取る北野は「シリーズ3作目で色んな事を盛りだくさんにやっているけど、やっぱり俺の映画になっちゃうよな」と期待を煽るコメントを発している。(編集部・石井百合子)