藤原竜也&小栗旬、北野作品出演なるか?たけしに猛アピール
ビートたけし、藤原竜也、小栗旬が7日、都内で行われたPlayStation(C)4向けゲームソフト「龍が如く6 命の詩。」完成披露会に登壇、北野武作品未経験の二人は、たけしにどんなジャンルや役柄でもやりこなす意欲をアピールした。
先日、たけしが北野名義で監督を務める大ヒットバイオレンス映画シリーズ5年ぶりの新作『アウトレイジ 最終章』が2017年に公開されることが決定し、数名のキャストが発表されたばかり。また、ゲームの実写化は多々あり、本ゲームが『アウトレイジ』と同じヤクザを主人公にしていることから、司会のガダルカナルタカから実写化された場合の監督就任の意向を尋ねられたたけし。
会場には期待に満ちた空気が充満するが、意外にもたけしは「俺は人物よりも背景を気にしちゃうから」と映画を撮る上での自身の傾向と、イメージ通りの場所を探すことが難しいことを訴え、「ゲームのこの映像が一番心地いいから、実写版は難しいね……」と渋い顔。
一方、役者としてたけしと共演経験はあるが、いまだ北野作品へのお呼びがかからない藤原と小栗はやる気満々。なぜかたけしが、タカいわく「多くの糞尿をまき散らしているコメディー映画のひどいヤツ」という『みんな~やってるか!』を持ち出し、タカからも「ハード(ボイルド)な作品だと思ったら、こういう映画のオファーが来た時、どうしますか?」と質問されても、藤原は「楽しくやらせてもらいます」と笑顔。小栗も「ぜひ何でもやらせていただきます。糞尿もまき散らします!」と気合いを込めた。
本作は、シリーズ累計800万本を超える大ヒットゲームソフト「龍が如く」シリーズ最新作にして、極道・桐生一馬伝説を描いた最終章。進化したバトルやアドベンチャーパート、濃厚なドラマシーンで熱き男たちの生き様が体験できる。この日は、たけしら同様に本ゲームにキャラクターとして登場する、真木よう子、宮迫博之、大森南朋のほか、桐生役の声優・黒田崇矢、名越稔洋(「龍が如く」シリーズ総合監督)も来場した。(取材/錦怜那)
PlayStation(C)4向けゲームソフト「龍が如く6 命の詩。」は12月8日発売 8,190円+税