坂本龍一、グラミー賞ノミネート!自身3度目の快挙
第59回グラミー賞のノミネーションが現地時間6日に発表され、レオナルド・ディカプリオ主演映画『レヴェナント:蘇えりし者』で音楽を手掛けた坂本龍一が最優秀スコア・サウンドトラック・アルバム(映像作品)部門にノミネートされた。坂本がグラミー賞にノミネートされるのは、『ラストエンペラー』(第31回)、『リトル・ブッダ』(第37回)に続き3度目。『ラストエンペラー』では見事に受賞していた。
今回の最優秀スコア・サウンドトラック・アルバム(映像作品)部門には『レヴェナント:蘇えりし者』(坂本&アルヴァ・ノト)のほか、『ブリッジ・オブ・スパイ』(トーマス・ニューマン)、『ヘイトフル・エイト』(エンニオ・モリコーネ)、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(ジョン・ウィリアムズ)、テレビドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のボリューム1とボリューム2(どちらもカイル・ディクソン&マイケル・スタイン)がノミネートされている。受賞結果は、来年2月12日に開催される授賞式で発表される。
坂本は受賞こそ逃したものの、『レヴェナント:蘇えりし者』で自身3度目(前2回は受賞)となるゴールデン・グローブ賞音楽賞ノミネートも果たしていた。アカデミー賞作曲賞には選考外だったためノミネートされていない。ちなみに、そのどちらも受賞したのは『ヘイトフル・エイト』のモリコーネだったため、今回も88歳の巨匠が大きな壁となりそうだ。
グラミー賞全体では、ビヨンセが年間最優秀レコード部門など最多9ノミネートを果たし、ドレイク、リアーナ、カニエ・ウェストがそれぞれ8ノミネートで続いた。(編集部・市川遥)