西内まりや、月9は「一つの目標」だった 婚活女子役に本音もポロリ
今月23日にスタートするフジテレビの月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」で主演を務める女優で歌手の西内まりやが、共演のflumpool・山村隆太と共に取材に応じ、月9初出演にして初主演を務めることや、“婚活女子”を演じることへの素直な思いを吐露した。
本作は、20~30代の女性を中心に人気を博しているコミック誌「プチコミック」(小学館)にて連載中の宮園いづみによる同名コミックの実写化。人一倍、結婚願望を持ち、専業主婦になりたいと願う“婚活女子”の高梨あすか(西内)と、絶対に結婚したくないイケメンアナウンサーの名波竜(山村)が出会い、価値観が合わない中で強烈に惹かれ合い、複雑で滑稽でリアルな恋愛模様を繰り広げるラブストーリー。
西内は「“月9”という響きは小さい頃から特別感があって、演技を始めてからは一つの目標でもあり、遠い存在だった(番組)枠でしたが、やるからには全力で向き合いたい」と気合十分。役については「結婚はまだまだ先と思っているので感情移入することは難しい」と困惑するも、「あすかのひたむきな思いに親近感が湧く」と共感する部分も見いだしているようで、「胸キュンもありながら笑いもあるので、早く(一視聴者としてテレビで)観たい」と声を弾ませた。
一方、これが俳優デビューとなる山村は「ミュージシャンとして表現の幅を広げたい」という理由からオファーを快諾。月9を“ドラマの武道館”と表すると、「緊張しますが、言葉を伝えるという意味ではミュージシャンも役者も似ているし、演技をしたことのない僕を選んでくれたからには、ミュージシャンとして8年間培ってきた表現力を使いたい」と意気込んだ。また、少しでも名波に近づこうと、原作を見て女性をキュンとさせる仕草などを研究していることも明かした。
そんな二人は音楽番組で共演済みのため少しは打ち解けているようで、西内が「まだどういう方かわかりませんが、絶対的な表現力を持っている方なので楽しみ」と話すと、山村が「ハードルを上げましたね」とツッコむなど、和気あいあいとした雰囲気。原作にはドキドキのラブシーンもあるが、山村は「そういうシーンは減らしめという残念な情報が……」と肩を落としつつ、「女の人はああいうシーンが好きなんですか?」と女性記者に質問。肯定されると「勉強しておきます!」と前のめりの姿勢も見せ、笑いを誘った。(取材/錦怜那)
月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」はフジテレビ系にて1月23日スタート 毎週よる9時~9時54分放送(初回15分拡大)