菅田将暉、『帝一の國』主演で奮闘! 撮影三日で声枯れる
菅田将暉主演で漫画家・古屋兎丸のコミックを実写映画化する学園コメディー『帝一の國』のトークショーが18日、「ジャンプフェスタ2017」の行われている千葉・幕張メッセで行われ、菅田と古屋が登壇した。
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日本で一番有名な高校で、生徒会長の座をめぐって勃発する激しいバトルを、ギャグ満載で活写する本作。出演は菅田のほか、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大ら個性的でイケメンなキャストがずらり。
将来、総理大臣になりたい野望を胸に秘め、海帝高校の生徒会長に立候補する破天荒な主人公・赤場帝一を演じる菅田は本作のオファーを受ける以前から古屋の作品の大ファンであったといい、「漫画の中の(帝一の)顔立ちとかを見て、僕もよく髪型を七三にしたりするので、これは俺じゃないかなって思っていました。(帝一役は)自分にしか演じられないって思っていました」と帝一役に自信たっぷり。
撮影はまだ始まって三日目だが、すでに声が枯れてしまったといい、「そのまま舞台で公開したいくらいの声のはりかたで、三日間一緒だった吉田(鋼太郎)さんとうがいばかりしています」と照れ笑い。「現場はすごく楽しいです。永井聡監督はこだわりがすごく強くて、絵がめちゃくちゃかっこいい」ともコメント。ふんどし姿で太鼓を叩くシーンも予定されているといい、「僕は某CMでも太鼓を叩いているんですが、その時と同じ先生に教えてもらっています。裸一貫で頑張ります。絶対面白いものにします」と意気込み十分。
同世代のキャスト陣との撮影も楽しみのひとつだといい、「周平とか祥太朗は学生の頃から知っている。それこそ帝一たちのように戦ってきた仲。嬉しいです」とにっこり。劇中、帝一をライバル視し、卑劣な手段で帝一に向かって来る東郷菊馬役を演じる野村には特に期待をかけているようで、「僕は周平が大好き。あんなかっこいい男はいない。あいつにしかない真っ直ぐさが菊馬にきっと出ると思います」とコメント。そんな菅田を前に古屋は「体を張ってやってくれていて嬉しい。僕も差し入れを持って遊びにいきたい。微力ながら協力していい映画になるようにしていきたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『帝一の國』は2017年4月29日より全国東宝系にて公開