つるの剛士、ウルトラマンダイナ20年にしみじみ…福田沙紀との秘話
俳優のつるの剛士が26日、池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われたAmazonオリジナル「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」配信開始イベントに出席、自分と子供の頃に握手をしたことがあったという女優・福田沙紀との共演に感慨深い顔を見せた。この日は石黒英雄、青柳尊哉、前川泰之、榎木孝明、和泉元彌、杉浦太陽、そして小中和哉監督も来場した。
今年7月よりテレビ放送された「ウルトラマンオーブ」のスピンオフとなる本ドラマは、歴代ウルトラ戦士の力を借りてウルトラマンオーブに変身する風来坊・クレナイ ガイ(石黒)と宿敵・ジャグラー(青柳)の“始まりの物語”となる。
そうそうたる先輩たちに囲まれた撮影を「毎日楽しくて、夢のようでした」と振り返った石黒。「ウルトラマンダイナ」(1997~)で演じたアスカ・シン役で出演したつるのが、「ウルトラマンダイナは来年で20周年を迎えます」と明かすと、会場からは祝福の拍手。「ウルトラマンコスモス」(2001~)の主人公ムサシを再び演じた杉浦も「コスモスも撮影から15年たちました。こうやって後輩とやれてうれしく思います」と晴れやかな顔を見せた。
その流れから福田が、「ダイナ」の大ファンだった小学生時代につるのと握手をしたことがあると告白。「あの時は20年後に自分が(『ウルトラマン』に)出演するとは思っていなかった。光の力を信じて良かったなと思う仕事でした」と笑顔を見せると、つるのは「熊本のイベントで握手をしたと聞いたんですが、何年かたってまさか共演することになるなんて。ウルトラマンの不変さというか、永遠を感じましたね」としみじみ語った。
そんなつるのは、本作でメガホンを取った小中監督とのタッグも感慨深いものがあった様子。「小中監督が僕をウルトラマンにしてくれた。(『ダイナ』の)第1話の監督もそうでしたし、オーディションでも僕を選んでくれたのも小中監督なんです」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
「ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA」はAmazonプライム・ビデオにて独占配信中(毎週月曜日に1話ずつ更新・全12話)