蒼井優「めっちゃ色っぽい」とほめられ赤面
女優の蒼井優が15日、主演映画『アズミ・ハルコは行方不明』(公開中)のトークイベントを南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代と共に都内で行い、『フラガール』(2006)の共演以来、親交のあるしずちゃんから「色っぽくなったよね」とほめられ、赤面しながら恥ずかしがった。
恥ずかしさのあまり!?手で顔を覆う蒼井優【フォトギャラリー】
共演当時は「役的にも田舎の女の子だった」と蒼井の印象を振り返ったしずちゃん。10年以上の時を経た現在は「わたしよりだいぶ年下なんですけど大人やから、『先生』と思っています。話す内容に学ぶところがいっぱいあります」としみじみ。さらに、「この作品(『アズミ・ハルコは行方不明』)でもそうですけど、めっちゃ色っぽい。なかなかいい女になったと思います」と言うと、突然の言葉に蒼井は「アハハハ……」と顔を赤らめて照れ笑いした。
本作は山内マリコの同名小説が原作。郊外の街で起きた独身OLの行方不明事件をきっかけに、異なる時間軸を交錯させながらアラサー、ハタチ、女子高生の3世代にわたる現代女子の生きざまを映し出す。
しずちゃんは「優ちゃんの演技がすごくステキで、なんでこんなふうにお芝居できんねやろう……。芝居というか、その人になり切っているからできんねんなぁと思いながら観ていました」と感心。蒼井は「この映画は、点と点が線でつながる瞬間が最後の最後でわかる」と解説し、点と点をエンディング前に自ら線にしようと早まったために、違う点と点を結んで線を絡ませてしまう人が大勢いることを挙げ「2度観ていただくとより楽しめるという、ちょっとズルい映画」とコメント。
そんな本作はロッテルダム国際映画祭(オランダ)とニューヨーク・アジア映画祭(アメリカ)に正式出品されることが決定。蒼井は「行けるんですかね? オランダ行ったことないな。行きたいな」とスタッフに熱視線を送っていた。(取材/錦怜那)